ブランド豚と銘柄豚の違いとSPF豚について
ブランド豚は北海道だと、
牧場直営のレストランをよく見かける。
あとは道の駅で加工品が売られてるかな。
今回は毎回、気になっていた
「ブランド豚」と「銘柄豚」について
気合いを入れていろいろ調べてみました!
ブランド豚とは?
国産ブランド豚には明確な定義や
特徴といったものがありません。
ブランド豚を認定するのは、
各都道府県畜産課になります。
「銘柄豚肉ハンドブック」という
(財)日本食肉消費総合センターの
資料を読んでみると・・・
どうも明確な認定条件など無く
「登録」されている状態に見えます。
ただ、上記ハンドブックには、
「日格協枝肉取引規格」の格付け記載があり
これを一つの目安として各地方自治体が
ブランド化しているようですね。
ひらたく言うと、↓↓↓これでOKです。
【ブランド豚 ≦ 銘柄豚】
東京都畜産試験場の「TOKYO X」のように
各都道府県が主体で品種改良する場合と、
畜産家が主体となって進めている場合があり
圧倒的に後者の例が多いようですね。
銘柄豚とは?
昭和50年以降造られた系統豚、
あるいは海外産ハイブリッド豚を
素材として作られた豚肉のこと。
銘柄豚の公的な認定制度はありませんが、
トレードマークを各地で独自に作成したり、
生産地の有利販売促進策として取り扱われ、
銘柄取引が行われているということです。
銘柄化の条件は主に以下の3つ
・他との違い、特色があること
・一定以上の品質を保っていること
・常に一定量の出荷ができること
ちなみに系統豚とは、欧米原産のランドレース
大ヨークシャー、中ヨークシャー、デュロック
ハンプシャー、バークシャーなど。
それと中国原産の金華豚、梅山豚、
北京黒豚などがあるようです。
ハイブリッド豚では、三元豚とい3種の豚を
配合させた豚で、主にランドレース種、
大ヨークシャー種、バークシャー種、
デュロック種がつかわれます。
この他、有名なイベリコ豚とかね。
SPF豚とは?
SPFとは「Specific-Pathogen-Free」の
頭文字で、特定の病源体をもたない豚のこと。
妊娠末期の母豚から子宮切断、または
帝王切開などの外科手術によって
無菌的に取り出した子豚を
種豚として育成したもの。
SPFの子豚は何世代にもわたって
厳重な隔離状態で徹底した防疫管理によって
抗生物質などを用いないよう育てられます。
SPF豚は、さかんに育種改良が進められ、
飼育が容易で繁殖性と産肉能力に優れ、
病気にかかりにくくなってきている。
つまり、↓↓↓こういうこと
【 SPF豚 = 安全性の高い豚】
食べて美味しい豚って意味ではありません。
それではまた♪
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