あなたは牛肉をどのように
保存されているでしょうか?
保存方法によっては、
せっかくのおいしい牛肉が
まずくなってしまうこともあります。
今回は、牛肉の保存方法
について調べてみました。
もちろん牛肉の保存には、
冷蔵庫は欠かせません。
冷蔵室と冷凍室に分けて説明します。
【1】早めに使いきることがわかっている時は冷蔵室へ!
① より低い温度で保存!
JIS規格では冷蔵庫の温度は0~10℃の範囲で
調整できることと決まっていますが、実際は
ドアの開閉よって温度は上がります。
雑菌等の繁殖を防ぐためには、より低い温度
の5℃以下の場所で保存しましょう。
チルド室、チルドルームなどが最適です。
② 空気に触れさせない!
お肉が空気に触れないようラップフィルムで
ピタッと包みましょう。
空気に触れると酸化し、水分も蒸発します。
③ 肉の形によって保存できる期間に差!
スライス、ひき肉、ブロックなど、
保存したい肉の形状が違います。
空気に触れる面、表面積がが多くなるほど
酸化などの影響を受け保存期間が短くなります。
ひき肉は、買った当日に使いきりましょう。
まとめ買いの場合は、ブロックのような
一塊で購入することをおすすめします。
家庭用冷蔵庫は十分な温度管理が難しいので
購入後1週間以内には使いきりたいですね。
【2】長期保存するときは冷凍室へ!
買ってきた牛肉を冷凍保存する場合、
できるだけ急速冷凍すると味が変わりません。
急速冷凍機能がある冷凍庫も売られています。
その機能がない時は冷凍肉を冷凍するのが良い。
解凍する時は、冷蔵庫で解凍しましょう。
電子レンジや冷蔵庫によっては、
「サクッと切れる」機能というのもあります。
① ポイントは水分の蒸発を抑えること!
冷凍庫内は湿度が低く、忘れていた肉を
発見したら干からびていたという経験は
どなたにもあるでしょう?
また酸化がすすみ「冷凍臭く」なります。
できるだけ水分が蒸発しない工夫が必要。
② 小分けにして保存するのがポイント!
食品は一度解凍したものをまた冷凍すると
味わい、風味が格段に落ちます。
牛肉の場合、解凍するときに
旨味成分が含まれる肉汁がしみ出して
旨味と水分を失ってしまうからなのです。
それを防ぐためには、
使う分だけ小分けにして冷凍保存し、
必要な分だけ解凍するようにしましょう。
ただ、家庭用冷凍庫の場合、
長くても1か月以内には使いきりましょう。
【本日のまとめ】
すぐに使いきることがわかっている牛肉は、
冷蔵庫で保存のうえ、すぐに使いきります。
長期保存は冷凍肉を冷凍するのが一番です。
ぜひ上手に保存し、
おいしく安全にいただきましょう。